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風景に溶け込むような手がかりの隠し方と、一歩ずつ夜店の中を進んでいくようなアニメーションの動きが良かったです。
ただ前作があまりにも良かった為に、それを越えたかというと残念ながら…というところでしょうか。
謎解きの内容も使われているグラフィック素材もどこかで見たなというもので、それらを統一感をもってまとめ上げているスキルは素晴らしいものながらも、オリジナリティに欠けてしまっている印象は否めない作品でした。
単品で見て決して低い評価となる作品ではなく完成度は高いと思うのですが、前作が非常にユニークな物だった為に比較してしまうとどうしても…という感想です。
また説明には後半に向けて段々と難易度が上がっていくと書いてありますが、それは全く感じなかったです。
最初から最後まで通して初級者向けの内容と感じました。それを悪いとは決して思いませんが。
最も素晴らしいと思ったのは猫に餌やりをする場面。
動きの可愛らしさもさることながら、あの食材は与えてはいけないことや、あれを与える時には調理が必要というのが伝わるようになっている点、仮想のゲーム世界であっても間違った知識を植え付けない為の素敵な配慮だったと思いました。
最後らへんで、
解くべきギミックがないのに
使ってないヒントがあって詰んだかと思いましたが、
巻き貝はフルーツをくれと言ってるのではなくて、
これも解くべきギミックだったんですね。
先入観のせいでそこだけ詰まりましたが、
他はサクサクと進めました。
しかし、決して簡単ということではなく、
閃いた時の爽快感もしっかり味わえました。
一度使ったヒント箇所を
再度ヒントとして別の見方をしなきゃいけないシーンがあったり、
ヒントとヒントの組み合わせ方に一捻りあったりなど、
凝ったギミックが沢山あり
一筋縄ではいかないので、そこが面白かったです。
縦4色を入力するギミックとか
3つのヒントを参照しなきゃいけなかったり
なかなか複雑で楽しいです。
しかし、理不尽なギミックはありませんでした。
難易度 ⭐︎⭐︎★★★
ギミックの独創性 ⭐︎★★★★
ボリューム ⭐︎⭐︎★★★
グラフィック ⭐︎★★★★
世界観 ⭐︎⭐︎⭐︎★★
オススメ度 ★★★★★
今作にもある2つの手がかりを合わせて1つの謎解きを解くパターンは結構世の中にあるので慣れているのですが。
逆のパターンで、2つの謎解きに使う手がかりが1つにまとめられている箇所になかなか惑わされて面白かったです。
例えば同じ手がかりの内1つ目の謎解きには色の部分だけを使い、2つ目の謎解きには形の部分だけを使うといった具合(ボカシているので実際には色と形ではないですが)。
これは色と形を複合的に考える必要があるのか?であれば手がかりが足りない、他にも手がかりがあるのか?と深読みしすぎてウロウロしたり。
あまり他では見ないやり方だったので新鮮に感じました。
過去作と比べると少し難易度が高めかと感じます。
鬼のように難しい訳ではなくノーヒントでの到達は可能ですが。
手がかりと入力パネルを結びつける方法があからさまな絵や文字だけではなく色•形•配置•素材と多岐にわたるので、当シリーズが初めての方は解き方が素直な過去作からプレイしてクセを掴んだ方が良いかもしれません。
ふかふかのラッコが可愛らしくて無駄に5周分程動きを観察してしまいました。笑