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自分の好みでは前作の方が良かったと感じます。
絵画の中に飛び込んでその世界を見て回るという、往年の名作64マ●オを思い出す設定そのものは悪ではないですが、当作品における使い方は悪手であったと思いました。
何せ複数の世界を回りそれらをまとめあげて1つのテーマを表現するには圧倒的にボリュームが不足しています。
たった2枚の絵のみを美術館に仕立てる意味があったのか?両方の世界を合わせて部屋1つ+庭1つ程度で充分に作れる内容だったのでは?という気がしてなりません。
どうしても全く異なる世界観に分けねば出せない特徴的な仕掛けがある等ならわかるのですがそれも該当せず。
複雑で難しい長編物だけが良い脱出ゲームではなく、当作者さんのシンプルな謎解き及び手軽に遊べるボリューム感は長所として扱うべきだと思います。
その為には構成も無理に複雑化せず、大きな主題をどんと1つ置いてそれを突き詰める方がいいかと。
今回でいうならわざわざ絵画の中に別世界を設けた意味がなく、美術館にある絵画や彫刻自体を手がかりに仕立て上げた方が遥かに魅力的な作品になっただろうと思います。
特に蝋燭の手がかりなんて美術館で使うのに最適な素晴らしいアイディアだったと思うのですが、もったいないことです。