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最後の製作者さんのメッセージに同意、本当にこんな温泉に行きたい。
ですが本作品でその気分は充分に味わわせてもらった気がします。
客室から露天風呂に辿り着くまでに1つひとつ段階を踏んである点が非常に良かったです。
直行で目的地に進んでしまうのではなく、客室→廊下→脱衣所→内湯→露天風呂と1箇所ずつ展開していく作りになっていることで、本当に温泉旅館の中を進んでいる感覚があり、その場にいる気分をたっぷり味わうことができました。
アニメーションも同じく、一気に温泉が完成するのではなく、お湯が出てくる→お湯が溜まる→湯気が上るといった段階を踏んであり、ここもまた本物のように感じられる素晴らしい演出だったと思います。
テーマに合った内容も非常に良かったです。
ただの温泉ではなく「雪の温泉」というテーマを活かした作り、特に雪を溶かして手がかりを生み出す辺りの発想は最高でした。
改善点としては、大きさの差が解りにくいかと。
あからさまな手がかりではなく風景と馴染ませる為という理由だとは思いますが、例えば大中小の3つあるはずが中と小の区別が付きにくく同じに見えるといった箇所が幾つか見られました。
大きさの差を広げて風景としての違和感を生むのは勿体ないと思うので、物差しになるような物があると解りやすくて良いのではと思いました。1つだけ具体例を出すなら、山の高さを区別する為に背景には直線の雲を描くといった具合に。
この作者さんの作った脱出ゲームの中でいちばん脱出ゲームらしかったし、ストーリーや世界観も良いなと思いました。
謎解きもそんなに難しくないのでグロテスクな表現(血や断面、内蔵等)とホラーな雰囲気が苦手ではない限り誰でも出来るんじゃないかな、という難易度でした。あとはちょいちょいびっくり要素があったのでそこだけは心臓に悪かったです…
他の方も書いてると思うのですが、疑問に感じたことがいくつか…
⚠️ここからネタバレあります。
1.牢屋に一緒に居たであろう人は誰?レストランのオーナー?
2.娘を作りたいなら別に主人公1人が犠牲になるだけでも良かったのでは…?
3.脱出自体は出来てないけどもう一度牢屋に入れるならさっさと作ってある胴体と主人公の頭をくっ付けてしまっても良かった気も…でもそれだけだと短いのと賢さが分からないからかな…?
4.最初にレストランにいたお客さんはどうなったの?後で誰かに料理として食べられたとか?
5.なんで娘になった主人公がオーナーをお父さんとして認識できたのか?目が覚めた時びっくりしてたのはいきなりあの顔が目の前に現れたから?頭付けてる間とかに暗示をかけてたりしたのかな…
この5つが気になりました。でもそれはプレイヤーに考察させるためなのかなとも思いました。他のレビューを見たら主人公から鍵が無限に出たそうなので、試してみたら良かったなとちょっと後悔してます…
謎解きの難易度は優しめ。基本、手がかりがそのまま提示されているので、それを入力部を探して入力するだけ。ステージ制でマップも広く手がかりも多いが簡単なのでボリューム感は中程度。視点移動や操作性には問題なかった。
グラフィクスが美しくアニメが入るなど演出もあり、アプリとしての完成度が非常に高い。安定しており安心してプレイできる。手がかりもよく考えられているし、ユニークな入力部もあり脱出ゲームとしても完成されている。少しだが物語があるのも良かった。しかしいつになくゲームとしての味がなく無味無臭の脱出ゲームとなっている。ただ見回して手がかりと入力部を探すだけのゲームとなっているように感じられ面白みがない。理由はわからないが非常にもったいなく、その辺りが残念だった。こじんまりとまとまりすぎているのだろうか?脱出ゲームとしてはよくできているので脱出ゲーム好きならとても楽しめるだろう。次回作にはもっと個性、独自性を発揮したものを期待したい。次回作にも期待しています。
タイトルからすると
寝台列車が舞台ですが、
ゲーム全般を通じて
寝台列車を全く感じられませんでした。
全体を通じて目立っていたのは勘定科目で、
私は会社経営しているので、多少は理解しているつもりですが、
むしろ理解してない方が入ってきやすいというか、
単に記号として使われているだけでした。
寝台列車をあまり感じられない下地に
記号としての勘定科目を乗っけて何がしたいのか、
本気で意味不明でした。
単純に謎解きとして楽しめましたし、
作品として、出来が良いだけに、
意味不明な舞台が残念でした。
難易度 ⭐︎⭐︎★★★
ギミックの独創性 ⭐︎⭐︎★★★
ボリューム ⭐︎⭐︎⭐︎★★
グラフィック ⭐︎⭐︎★★★
世界観 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎★
オススメ度 ★★★★★
難易度は中程度。
程よい難易度と、多大なボリューム、
それがこの作品の一番の個性だと思いました。
スタートの部屋も、視点がかなり用意されており、
結構なボリュームを感じますが、
鍵やその他アイテムで移動できるエリアが徐々に増えますので、
さらにボリュームが増え、解くべきギミックも増えていきます。
途中、「終わるのか?」と思ったほどですが、
いざ終わってみると、程よいボリュームだったと思います。
ギミックが多いので、
その分ヒントと入力箇所を結びつけるのに時間がかかりますが、
一つ一つの謎解きはそこまで難しくなく、
基本的に見たままを入力するだけの素直なものです。
ハート型の栓抜きのみ、その使い方!?と思いましたが、
それでも予想の範疇かなぁ。
温泉の湯気を使ったギミックなど、
シズル感も演出出来ていて全体的に良かったと思います。
難易度 ⭐︎⭐︎★★★
ギミックの独創性 ⭐︎⭐︎★★★
ボリューム ⭐︎★★★★
グラフィック ⭐︎⭐︎★★★
世界観 ⭐︎★★★★
オススメ度 ★★★★★
シンプルだけれども解りやすいグラフィックと、ユニークなキャラクターが大好きなシリーズ、今作も楽しませてもらいました。
…ですが少し辛口に言うと、過去作に比べれば今作の魅力は薄いと感じてしまいました。
これといって特徴のない舞台というのが魅力を減らした原因かと。
元々謎解きとしてはオーソドックスなネタを取り揃えているタイプなので、あとは如何に舞台やテーマと融合させるかという点が魅力になっていたと思います。
梅雨や月面がテーマの時はそこが素晴らしい仕上がりになっていたと思うのですが。
ネタが普通+今回は舞台も普通の町=ゲーム全体が至極普通という印象を受けました。
珍しい舞台設定で作った方が格段に面白い作品になる気がします。
あとこれは好みの問題かもしれませんが、このシリーズはあまりセリフがない方が自分は好きです。
無音声のアニメを観ているような気分で登場人物の気持ちや言葉を想像しながら楽しんでいた、つまりそれが出来るだけのグラフィックによる表現力がこれまではあったので。
今回は少しテキストに頼りすぎていてその面白さも失われてしまったように感じます。